青あざが治る期間でお悩みではないですか?

ぶつけたり転んだりしたときにできる青あざは、見た目も目立ちますし痛みを伴うため、いつ頃消えるのか気になるものです。

青あざが治る期間は傷の程度やできた部位によって異なりますが、一般的な内出血であれば1週間から2週間程度で自然に消えていきます。

しかし受傷直後の処置を間違えたり無意識に患部を揉んでしまったりすると、治るまでに余計な時間がかかってしまうことがあります。

この記事では、青あざが治る期間の目安や時間の経過による色の変化、早くキレイに消すための正しいケア方法について分かりやすく解説します。

なかなか消えない青あざに潜む注意すべき病気や病院の受診基準も網羅していますので、ぜひ参考にしてください。

青あざが治る期間の目安と色が変化するメカニズム

青あざが自然に消えて治るまでの期間は軽度の打ち身や打撲であれば1週間から2週間程度が一般的な目安となります。

ぶつけた衝撃で皮下の毛細血管が破れ漏れ出た血液が体内に吸収される過程で青あざの色は赤や紫から青、緑、黄色へと順を追って変化していきます。

ここでは青あざが完治するまでの経過プロセスや顔や足など受傷部位によって治る期間が変わる理由について詳しく解説します。

青あざが完治するまでの一般的な期間は1週間から2週間

日常の打ち身や打撲によってできる一般的な青あざが完治するまでの期間は1週間から2週間程度です。

ケガの程度や個人の体質によって多少の差はありますが軽度の内出血であれば特別な処置をしなくても時間の経過とともに体内へ吸収されて消えていきます。

受傷直後は皮下の毛細血管が損傷して血液が周囲の組織へ漏れ出すため強い痛みや腫れを伴うことがあります。

その後数日から1週間ほどかけて血液中の成分が分解され徐々に色素が薄くなっていきます。

ただし打撲の程度が強く皮下の深い部分で大量に出血している場合は完治までに3週間から1ヶ月ほどかかることもあります。

2週間を過ぎても全く薄くなる気配がない場合や痛みが強くなっていく場合は単なる青あざではなく骨折や重度の組織損傷を起こしている可能性があるため注意が必要です。

焦らずに患部の状態を観察し適切な経過をたどっているか確認することが大切です。

紫から黄色へ変わる青あざの色変化と経過プロセス

青あざは治っていく過程で赤色から紫色、青色、緑色、黄色へとドラマチックに色が変化していきます。

この色の変化は漏れ出た血液に含まれるヘモグロビンという成分が体内の酵素によって分解されていく化学反応によるものです。

ぶつけた直後から数時間は出血したばかりの新鮮な血液が皮膚を通して透けるため赤色や赤紫色に見えます。

受傷後1日から3日ほど経過すると血液中の酸素が失われてヘモグロビンが変性し暗い紫色や青紫色へと変化します。

さらに数日から1週間が経過するとヘモグロビンがビリベルジンという緑色の色素へ分解されるため青あざの周囲が緑色がかってきます。

受傷後1週間から10日ほど経つとビリベルジンがビリルビンという黄色の色素に変化しあざ全体が黄色っぽくなっていきます。

最終的にこの黄色い色素もリンパ管や毛細血管へ吸収されて皮膚の色は元通りの状態へ戻ります。

このように青あざが黄色く変化してきたのは回復が順調に進んでいる証拠となります。

顔や足など部位によって青あざが治る期間が異なる理由

青あざが消えるまでの期間は顔や手足など打撲した身体の部位によって大きな差が生じます。

部位によって治る速度が異なる最大の理由は血流の良さと重力の影響にあります。

顔や頭部は血管が豊富で血液循環が非常に良いため内出血の吸収が早く1週間前後で比較的速やかに治る傾向があります。

一方で足やすねやふくらはぎといった下半身の部位は重力の影響で血液や水分が溜まりやすく血流も滞りやすいため治るまでに2週間以上の時間を要することが多くなります。

さらに足元は立ち仕事や歩行によって日常的に圧力がかかりやすいため内出血が下へ下へと広がってあざの範囲が拡大して見えることもあります。

また皮膚の薄さや皮下脂肪の厚さによってもあざの目立ちやすさや消えやすさが変化します。

自分の青あざがどの部位にできているかを考慮し部位に応じた回復スピードの目安を把握しておくことが大切です。

青あざが治る期間を短縮する正しい応急処置とケア

青あざをできるだけ早く治すためには受傷してからの時期に応じた適切な処置を行うことが極めて重要です。

ケガの直後は患部を冷やして内出血を最小限に抑え炎症が落ち着いた後は温めて血行を促すことが回復を早めます。

ここでは急性期と回復期における正しいケア手順や皮膚の修復を助ける栄養素について詳しく解説します。

受傷直後はアイシングで内出血を抑えることが最重要

青あざができた直後から数時間の間に最も優先すべき応急処置は患部を素早く冷却するアイシングです。

打撲を受けた直後は皮下の毛細血管が破れて出血が続いており周囲の組織に血液が広がり続けている状態にあります。

このタイミングで患部を冷やすことにより血管が収縮し内出血の範囲を最小限に食い止めることができます。

アイシングを行う際は氷嚢や保冷剤を薄いタオルに包み1回につき15分から20分程度患部に当てます。

冷やしすぎによる凍傷を防ぐため皮膚に直接氷を当て続けることは避け間隔を空けながら数回繰り返すのが効果的です。

受傷から24時間から48時間程度の急性期にしっかりと冷却処置を行うことでその後の青あざの広がりや腫れを大きく抑えることができます。

初期段階で内出血を最小限にとどめることが結果として青あざが治るまでの期間を大幅に短縮することにつながります。

炎症が収まった後は温熱療法で血行を促進させる

受傷から2日から3日が経過し患部の熱感や強い痛みが引いてきたら冷やす処置から温める処置へと切り替えます。

この回復期に患部を温める温熱療法を行うことで血液循環が活発になり滞っていた内出血の吸収が飛躍的に早まります。

温めることで血管が拡張し毛細血管から排出された古い血液や代謝産物がリンパ管や血流に乗って速やかに運ばれていくためです。

具体的な方法としてはぬるめのお湯にゆっくり浸かって入浴したり蒸しタオルを患部に当てて温めたりするのが手軽で効果的です。

ただし患部にまだ熱感があったり押すと強い痛みがあったりする段階で温めてしまうと内出血が再発してあざが悪化するおそれがあります。

必ず急性期の熱感や腫れが完全に落ち着いたことを確認してから温熱療法へ移行することが重要です。

冷やす時期と温める時期の切り替えを正しく行うことが青あざをキレイに消すための大きなポイントとなります。

青あざの回復をサポートする栄養素と生活習慣

青あざを内側からスムーズに治すためには日々の食事で血管や皮膚の再生を助ける栄養素を意識して摂ることが大切です。

特に重要な役割を果たすのが毛細血管を強くしコラーゲンの生成を促すビタミンCです。

ビタミンCは柑橘類の果物やキウイやブロッコリーなどに豊富に含まれており日常的に摂取することで皮膚の修復を早めます。

また血行を促進して手足の末梢血管まで血液を循環させる働きを持つビタミンEも積極的に取り入れたい栄養素です。

ビタミンEはナッツ類やアボカドや植物油などに多く含まれており血管の健康維持をサポートします。

さらに傷ついた組織や毛細血管の材料となる良質なタンパク質を食事に取り入れることも忘れてはなりません。

栄養面でのアプローチに加え夜間に十分な睡眠をとって成長ホルモンの分泌を促すことで体内の修復プロセスがスムーズに進みます。

青あざが治る期間が長引く原因とやってはいけないNG行動

数週間が経過しても青あざが消えない場合、受傷直後の不適切な対応や無意識のNG行動が影響している可能性があります。

内出血を起こしている患部を力任せに揉んだり、早い段階で温めたりすると内出血が広がって悪化する原因になります。

ここでは青あざの治癒を遅らせてしまう原因や、色素沈着を防ぐために注意すべきポイントについて詳しく解説します。

受傷直後に揉んだり温めたりする誤った処置

青あざができた直後に痛みを紛らわせようとして患部を揉んだり押したりすることは絶対に避けるべき行動です。

受傷直後は皮下の毛細血管が破れて出血している状態であるため、力を加えて揉んでしまうと損傷した血管がさらに広がり内出血が悪化します。

内出血の範囲が広がると体内に吸収されるべき血液の量が増えてしまい、結果として青あざが消えるまでの期間が著しく長引く原因となります。

また受傷直後の急性期に患部を温めてしまうのも同様に危険な誤りです。

お風呂で湯船に長く浸かったり温熱シートを貼ったりすると血管が拡張し、皮下での出血がさらに増えてしまいます。

早く治したいからといって焦って揉んだり温めたりせず、直後は冷やして静かに休ませることが回復への最短ルートとなります。

飲酒や長風呂による血流の過度な促進

青あざができた当日から数日間の急性期において、アルコールの摂取や長時間の入浴を行うことも治癒を遅らせる要因となります。

アルコールには強い血管拡張作用があるため、飲酒によって全身の血流が激しく促進されると患部での内出血が再発または増大します。

同様に長風呂やサウナや激しい運動なども体温を上昇させて血流を急増させるため、急性期には控える必要があります。

内出血がひどくなると、あざの範囲が広がるだけでなく腫れや痛みが強くなり完治までに余計な日数を要することになります。

受傷後2日ほどは長風呂を避けてぬるめのシャワー程度にとどめ、アルコールの摂取も控えるのが賢明です。

体が本来持っている修復力を妨げないよう、血流のコントロールに気を配ることが大切です。

繰り返し刺激を与えることによる色素沈着のリスク

青あざが治りきっていない状態で患部に衣服や下着の摩擦などの刺激を繰り返し与え続けると、あざが色素沈着を起こして消えにくくなるリスクが高まります。

特にウエストや肩などの頻繁に擦れる部位や、気になって何度も触ってしまう場所は注意が必要です。

皮膚へ継続的な物理的刺激が加わると、炎症後色素沈着と呼ばれる現象が起き、メラニン色素が過剰に生成されて茶色いシミのような痕として残ってしまいます。

血液成分の吸収による通常の青あざは時間とともに消えますが、色素沈着を起こしてしまうと消えるまでに数ヶ月から数年という長い期間がかかる場合があります。

あざができている期間中は締め付けの強い衣服を避け、無意識に触ったり擦ったりしないよう意識して患部を保護することが大切です。

しっかりと皮膚を保護して刺激を遮断することが、あざ痕を残さずに綺麗に治すためのポイントです。

青あざがなかなか治らない場合に疑われる病気と病院の受診基準

一般的な打撲による青あざは時間とともに薄くなりますが2週間以上経っても治らない場合や思い当たる原因がない場合は注意が必要です。

血液の病気や血管の異常、あるいは骨折などが隠れている可能性があり放置すると危険な状態に陥るリスクがあります。

ここでは病院を受診すべき危険なサインや何科を受診すればよいかについて詳しく解説します。

ぶつけた記憶がないのにできる青あざに潜む疾患

身に覚えがないのに関節や身体のあちこちに青あざが頻繁にできる場合は単なる打ち身ではなく内科的な疾患が原因となっている可能性があります。

ぶつけた記憶がないにもかかわらず紫斑や青あざができる背景には血小板の減少や凝固因子の異常など血液の止血機能に関わる病気が潜んでいるケースが考えられます。

代表的な病気としては血小板が著しく減少する特発性血小板減少性紫斑病や白血球が異常増殖する白血病などが挙げられます。

また加齢やステロイド薬の長期使用によって血管壁が脆くなり少しの刺激で内出血を起こしやすくなる老年性紫斑病や血管炎などの可能性もあります。

原因不明のあざが一度に複数箇所に現れたり鼻血や歯茎からの出血が止まりにくい症状を伴ったりする場合は早急な注意が必要です。

身体からのSOSサインとして捉え自己判断で放置せずに速やかに医療機関を受診することが大切です。

2週間以上経過しても青あざが治らない場合のチェックポイント

打撲によってできた青あざであっても通常であれば2週間程度で色が薄くなり改善に向かいます。

しかし2週間以上が経過してもあざの色が全く変わらない場合や逆に広がりを見せている場合は注意深く状態を観察する必要があります。

チェックすべきポイントとしてまず挙げられるのがあざの部位に強い痛みや熱感や大きな腫れが残っていないかどうかです。

痛みが強く患部を押すと激痛が走るような場合は皮膚の下で皮下血腫が形成されていたり骨折やひびが入っていたりする恐れがあります。

またあざの変色プロセスが黄色の段階に進まず赤紫色や青紫色のまま停滞している場合も組織内での出血が続いている可能性が考えられます。

さらにあざがしこりのように硬くなって触ると盛り上がっているケースでは血腫の不完全な吸収や炎症の慢性化が疑われます。

これらの症状が見られる場合は自然治癒を待つのではなく専門家による診察を受ける判断が必要です。

何科を受診すべきかと病院で受ける検査の内容

青あざの症状や原因によって受診すべき適切な診療科は異なります。

転倒や打撲などの明確な怪我の後にできたあざであり強い痛みや骨の異常が疑われる場合は整形外科を受診するのが基本です。

整形外科ではレントゲン検査や超音波検査を行うことで骨折の有無や皮下血腫の広がりを正確に評価することができます。

一方でぶつけた記憶がなく日常的に青あざが多発する場合や出血傾向が見られる場合は血液内科や内科を受診する必要があります。

内科や血液内科では採血による血液検査を実施し血小板の数や血液が固まる時間を測定して血液疾患の有無を詳細に調べます。

また皮膚の表面に細かな紫斑が多数出ている場合や皮膚疾患が疑われる際は皮膚科での受診も選択肢となります。

自分の症状が怪我によるものか病気によるものか迷った場合はまず一般内科や整形外科で相談し適切な検査を受けることが安全です。

青あざの治る期間を考慮した目立たなくさせるメイク・隠し方

顔や手足など人目に触れる場所に青あざができてしまった場合、治るまでの期間を快適に過ごすための隠し方が役立ちます。

青あざの色の変化に合わせて化粧品の色味を選ぶことで、自然に目立たなくさせることができます。

ここでは補色を利用したメイクテクニックや、服飾品を活用してスマートにカバーする方法について解説します。

青あざの色に合わせたコントロールカラーの選び方

青あざを目立たなくさせるためには、色の補色関係を利用した化粧品選びが非常に効果的です。

あざの色味は赤から青紫、そして黄色へと変化するため、その時々の色に応じた下地やコントロールカラーを選ぶ必要があります。

赤みが強い受傷直後のあざには、赤の補色であるグリーン系のコントロールカラーを使用することで赤みを効果的に打ち消すことができます。

青紫色や暗い紫色に変化した段階では、補色であるオレンジ色やイエロー系のカラーを重ねることで肌になじませることが可能です。

さらにあざが薄くなり黄色っぽく変化した時期には、パープルやピンク系のコントロールカラーを使うことで黄色みを抑え透明感を出すことができます。

あざの変化に合わせて適切な色を選ぶことで、厚塗り感を出さずに自然にカバーすることができます。

顔や首元の青あざを自然にカバーするコンシーラーテクニック

顔や首元など人目に触れやすい場所に青あざができた場合、コンシーラーを活用することで上手に隠すことができます。

カバー力の高い固形タイプやスティックタイプのコンシーラーを準備し、あざの範囲よりも少し広めに塗布していくのがポイントです。

指先やスポンジで直接あざの中心を強く擦るとコンシーラーが剥がれてしまうため、境界部分だけを優しく叩き込むようになじませます。

まず補色となるコントロールカラーで色味を補正し、その上から自分の肌色に合ったコンシーラーを重ねる二段階の工程を踏むとカバー力が飛躍的に向上します。

最後に無色のフェイスパウダーやルースパウダーを上から軽く押さえるようにのせることで、メイク崩れを防ぎ長時間綺麗な状態をキープできます。

肌への摩擦刺激を避けるため、クレンジングの際も優しく落とすことを心がけましょう。

服装やサポーターを活用した体の青あざの隠し方

手足や体幹部にできた青あざは、メイクだけでなく服装やファッション小物を工夫することで自然に隠すことができます。

腕や足元にあざがある場合は、長袖のトップスやロングパンツやロングスカートを着用するのが最も手軽な方法です。

夏場など厚着が難しい季節であれば、薄手のUVカットカーディガンやアームカバーを活用することで自然にあざを覆うことができます。

また足やすねにできたあざに対しては、タイツやストッキングやレギンスを着用して目立たなくさせるのが効果的です。

スポーツ時や日常の外出時には、患部の保護も兼ねてサポーターやテーピングを巻いておくことで周囲の視線を気にせず過ごせます。

服装によるカバーは肌に化粧品を直接塗る必要がないため、クレンジングによる物理的刺激を避けられるというメリットもあります。

あざが消えるまでの期間、身体の部位や季節に応じた隠し方を組み合わせて快適に過ごしましょう。

青あざが治る期間についてのまとめ

青あざが治る期間は一般的な打撲や打ち身であれば1週間から2週間程度が基本的な目安となります。

受傷直後の急性期にはアイシングを行って内出血の広がりを最小限に抑え、炎症が落ち着いた後は温めて血行を促すことが早期回復の重要な鍵です。

自己判断で力任せに揉んだり受傷直後に長風呂で温めたりすると、内出血が悪化して完治までの期間が長引くため注意が必要です。

また顔や足など受傷した部位によっても回復までのスピードは異なり、経過に応じた適切なケアが求められます。

2週間以上経過しても消えない場合や身に覚えのないあざが多発する場合は、隠れた疾患や骨折の可能性を疑い速やかに医療機関を受診してください。

正しい知識で段階的な処置を行い、痕を残さず綺麗にあざを消していきましょう。

ABOUT ME
宮原璃央
鹿児島市鴨池で鹿大前整骨院を運営している、院長・柔道整復師の宮原璃央です。 交通事故後のむちうち、首・肩・腰の痛み、頭痛・めまい・しびれなどでお困りの方に対し、事故状況や症状の経過、身体の状態や動きを確認しながら施術を行っています。 鹿児島で交通事故後の身体の不調や通院先に迷っている方が、安心して相談できる整骨院を目指しています。